著者プロフィール
10代からはじめた読者 モデルのかたわら、モノゴコロついた時から生活の一部だった本に携わる仕事をはじめる。30代からの仕事は、本中心に。蔦屋書店とのパートナー契約などを経て、
多くの人が生きることと向き合ったコロナ禍、一冊の本を通じて、作者と読者が出会う場を目指すオンライン書店「コトゴトブックス」を立ち上げた。
世の中の事や人の事を想い、本と人をつないでいく木村綾子さんと、彼女らしさの素をつくる、本から影響を受けた食事。
この日の会の料理長は、『蝶の粉』を手掛けた出版社・ミルブックス代表の藤原康二さん。おうちにお邪魔してまず目に入ったのは、壁に貼られた「本日の御品書き」でした。でもよく見れば、一品目から五品目まで、ぜん
この冬どれだけ食卓に登場したかわからない蒸籠蒸しにも、春の顔ぶれが混じるようになってきました。白菜は、春キャベツに。蕪は菜の花に。旬のバトンタッチがされつつあるけれど、でも、レンコンや長芋はまだ居残っ
冒頭で綴った友だちとは、もう20年来の仲なので、今回の出来事以外にもたくさんの「おかしみ」を共有してきたのですが、お互い考察好きというか、出来事を反芻してあーだこーだと考えるのが好きなタチというか、人
朝、いつものように珈琲豆を挽いたあと、いつもより少しだけ時間をかけてドリップしてみようと思ったのは、その年はじめての雪を、窓の外に見たからでした。「いいですか。物語はつねに自分の外側にあるんです。これ
本を巡るつかのまの回想を断ち切ったのは、「そろそろ食べれるよー」というまた別の友人の号令と、カセットコンロの上でまるまると形成されたたこ焼きでした。彼女たちの持つ箸が、一斉にたこ焼きめがけて伸びていき
毎年この時期になると、実家から柚子が届きます。煮物のアクセントにしたり、はちみつ漬けにしたり、お酒に搾ったり、いろいろ試しているものの、それでも使い切れなくて、残りは柚子風呂行きとなるのが常だったので
自分を大丈夫にしてくれた「だいじょうぶ野菜」 久しぶりにキッチンに立った、日曜日の昼。また本が読めるようになったからといって、それは角田さんの本だからだったのかもしれないし、停滞させてしまった仕事のし
昼から集まって、手巻き寿司があってローストビーフがあって、ぺちゃくちゃと話す声は止まらずテレビまで無目的についていて、みんなそろそろ50になるのに、こっくりさんは怖いままだ。そういえばこの日は5月5日
干し野菜に目覚めた今年の冬は、いつにも増してピェンローをよく作った。明日は晴れだとわかったら、どんこを一晩かけてゆっくり戻す。翌朝、白菜を干す。半日干したら取り込んで、芯の部分からしいたけの戻し汁で煮
ねっとりした干し芋を作るのにちょうどいい品種は、紅あずま。さつまいもは、買ったらすぐに調理するのではなくて、新聞紙にくるんでしばらく寝かすこと。蒸すときは、まるごと。切るのはそのあと。繊維に沿って縦に
手料理を持ち寄って、クリスマスにホームパーティーをした。仲間のひとりがタコスセットを作ってきてくれて、その華やかさに、ふたたびメキシコでの日々が煌めき立つ。そういえば旅の最後の夜もクリスマスだった。
某月某日。ある日の夕食。この日も今井真実さんのレシピで、「タコにらレモンのナンプラーごはん」を作った。今井さんの料理は、やさしい。なんか今日は元気出ないなってときや、「ごほうびごはん」にしたいけど外食
おいしさってなんだろう?をテーマに
その人らしい"おいしさ"をもつ筆者たちの連載をお届けしています。
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