著者プロフィール
10代からはじめた読者 モデルのかたわら、モノゴコロついた時から生活の一部だった本に携わる仕事をはじめる。30代からの仕事は、本中心に。蔦屋書店とのパートナー契約などを経て、
多くの人が生きることと向き合ったコロナ禍、一冊の本を通じて、作者と読者が出会う場を目指すオンライン書店「コトゴトブックス」を立ち上げた。
世の中の事や人の事を想い、本と人をつないでいく木村綾子さんと、彼女らしさの素をつくる、本から影響を受けた食事。
翌2月2日。起きてスマホを見ると前日同様に友人からLINEが届いていて、見ると合格の知らせだった。晴れて第一志望校合格である。聞けば午前の部はあいにくの結果で、午後の部で合格を掴んだというではないか。
東京の家に器一式が届いた夜は、浜松餃子で歓迎した。さっそくの忖度である。我が家に元あった器とも相性が良く、食卓を整える時間がますます楽しみになったし、徳利は一輪挿しに、平皿はアクセサリートレイに、碗は
「もしかしてこれアレですか?アレですね!ドラマの!!」会話もお酒も弾んで調子が良くなるとゴキゲンキッチンドランカーに成り果てる私が作り始めたのは、まさにドラマで見たアレだった。『じゃあ、あんたが作って
マンションの階段を上がりながら、あ、と気づいた。下北沢西口を出てすぐの脇道を左に曲がるとしてきた、それはティッシュの匂いだった。玄関を開けるとイッチーと、隣に住む幼馴染のもっちゃんが並んで立っていて、
行く先々で嵐を起こしてしまうので、新幹線に乗り込むときは非常用に何か買ってしまう癖がついた。それを家まで持ち帰ってこられたときは小さくガッツポーズである。京都や大阪からの帰路の場合は、断然、志津屋のカ
生まれて初めて居酒屋でボトルを入れた。ふだん外食の習慣があまりないため、いざ店でごはんとなった際には余すことなく楽しんでやろう味わってやろうという食い意地と持ち前の卑しさが相まって、お酒も、一杯ごとに
ちなみに、私にとってわからない食べものナンバーワンは、和菓子の「すあま」だ。なんというかカテゴリーが曖昧で、見た目は団子っぽいけど串には刺さっていない。餅のようでいて、つきたて餅の伸びやコシとはちょっ
東京に戻ってきた翌日、ふんぱつして肉を買い込みローストビーフを作った。夏の間に予定を合わせて、家族揃ってのごはん会をする予定だと聞いたからだ。その日、私が一緒に食卓を囲むことは叶わない。それならせめて
タピオカの次に麻辣湯が来るなんて、誰が予想しただろうか。いま下北沢には空前の麻辣湯ブームが来ていて、南口を出てすぐの場所にある「楊国福 麻辣湯」の繁盛ぶりはちょっと異様なほどである。そして私ももれなく
あの日、彼のために買ったチョコレートがどんなだったかはとうに忘れてしまったけれど、ラッピングが出来上がるのを待っている間、一気に緊張が解けたからか急激に空腹を感じて、レジ横にあったチョコレートを思わず
そういえば、いつだったかティッシュで泣きながらナポリタンを食べたことを思い出す。ひどくショックなことがあって、3日ろくにものを食べていなかった。お店に行ったはいいけれど、なにも注文できず、カウンターに
さいごに、昨年から今年にかけて出版業の立ち上げやおいしさの扉の連載など、とても忙しかったと思います。忙しかった中でも木村さんの記憶に残っている「わたしの素」を教えて下さい。ここしばらく、おもてなし料理
おいしさってなんだろう?をテーマに
その人らしい"おいしさ"をもつ筆者たちの連載をお届けしています。
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