著者プロフィール
1998年より、フランス在住。パリで料理学校を卒業後、フランス・パリの食を軸に活動。
パリと食事を楽しみ続ける人。
日常のおいしい喜びを、人に伝えられるようになりたいという川村明子 さんと、彼女らしさの素をつくる、パリでの生活や旅先での食事。
10月の終わりにロンドンへ行った。気づけば、2年前の10月から、もう5回目だ。ほぼ半年ごとに訪れている。何かプロジェクトでもあるように思えるが、仕事でもなんでもなくて、ただ、楽しむことが目的だ。もっと
そのパティスリー・ブーランジュリーを教えてくれたのは、近くにあるビストロのシェフだった。その店のクロック・ムッシュに使われているパン・ド・ミ(食パン)がおいしくて、取材した際に、どこの店から仕入れてい
シンプルなジャムトーストにするつもりで、冷凍していた全粒粉のパンを焼き温めた。リュバーブは、生だと表皮に赤い部分があるが、火を通すと消えていき、灰色がかった白っぽい色になったり、黄土色のようなくすん
おなかが満たされたら、じっくり作ろう、という気になった。まず、トマトの汚れを洗い流し、下処理をして厚手の鍋に入れ、火にかける。潰れるくらいに熟していたり、裂け目から汁が出ている状態だから、湯むきはでき
パリ近郊で収穫される露地栽培の苺の季節をいつも心待ちにしている。でも、その前に、苺祭りが開催されるフランス南西部の特産地、ドルドーニュの苺を使ったこのデザートを食べて、例年、「今年も夏が始まった」と思
──── パリは7月になってもスプリングコートを羽織る日々が続いていましたが、下旬になってようやく、夏の日差しも顔を出すようになり、海に行ってきました。いつもパリは5月の終わりとか6月の始めくらいに一
引っ越して1か月と少ししか経っていないのに、部屋には段ボールが一つもなかった。「すごいね」と言うと、「違う。ごちゃごちゃと家の中にあるのが嫌で、料理道具とかは、最小限の必要なもの以外、とりあえず全部カ
ロンドンのレストランで好きなことの一つに、真っ白な皿に料理が盛られることがある。カッコいいなぁと毎度惚れぼれする。ジーンズとTシャツだけで素敵な人のような憧れを抱く。自分にどこまでできるかなぁと気後れ
インタビューをしたときに、ジュリアが「お菓子で季節を巡ることができる。それをしたい。アイスクリームでも、季節ごとの味を楽しむことができる。それを提供していきたい」と言っていたことが、とても心に残ってい
結果。ヒャッホー!と声を上げたくなるくらいおいしいものができた。食べようとした途端にポロポロポロ〜とこぼれ落ちるかなぁ…… と案じていたことは杞憂に終わり、二つに割ったそばから、パイ生地で蒸されたレモ
多少は経験を積んで、私も、少し大人になったのだろう。フォークではなく、指先で一本ずつつまんでは、思うままにフリットを味わった。止まらない…と口に運びながら、「あ〜そうだこのフリット、この細さ。この店の
ともかくクリームをメインに食べたい、口にするや否やクリームが溢れ出る感じで頬張りたい、と湧きでたイメージを叶える食べ方を考えた。クレープが最適じゃないだろうか。さらに、小麦粉のクレープと、そば粉のガレ
おいしさってなんだろう?をテーマに
その人らしい"おいしさ"をもつ筆者たちの連載をお届けしています。
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