著者プロフィール
1998年より、フランス在住。パリで料理学校を卒業後、フランス・パリの食を軸に活動。
パリと食事を楽しみ続ける人。
日常のおいしい喜びを、人に伝えられるようになりたいという川村明子 さんと、彼女らしさの素をつくる、パリでの生活や旅先での食事。
その店、Chez Georges(シェ・ジョルジュ)へは、久しく行っていない。最後に出かけたのはもう何年も前の渡仏記念日だ。3月28日。大学の卒業式の1週間後、留学が目的で日本を発った。どれだけ月日が
翌週。産みたて卵を取りに行き、ミモザも買った。念願の、卵。最初に食べるものは決まっていた。ウッフ・ミモザは茹で卵だけれど、新鮮な卵を手に入れたときに作るものは、フランスでは一択だ。それは、ウッフ・ア・
レシピはいつもと同じまま、ただ、チョコだけを替えた。混ぜ合わせたものをひと口舐めてみたら、すでに、味が軽やかな気がした。この状態でひと晩寝かせる。そして、翌日。だいぶ久しぶりだったからか、焼くまでは良
──── 古物市で、長らく探していたものとの出合いがありました。 片付けていたら、家で、友人たちとワイワイ食卓を囲みたい気持ちが湧いて来て、想像し始めたら、誰かを想ってごはんを作りたくなり、そしてお
マイナス5℃という気温は、膨らみ切った私の期待を躍らせるくらいに、イベント感を高めた。寒いけれど、空は青くて、気持ちよかった。最寄り駅へ行く道すがら、向かいから歩いて来た男性は歌を歌っていた。イアホン
そろそろ次の予約の人がやってくる頃だと思い、会計をお願いした。同時に、ミンスパイをテイクアウトしたいと伝えると、なんとすでに売り切れ。それで代わりに、エクルズケーキを3つお土産に買うことにした。フラン
翌朝。朝食ルームに入って行ったら「もう他のゲストは食べ終えて出発したから、ここにあるのは全部、あなたたちの分ですよ」と言われた。えーーー!と喜びの声をあげて、今回はまず、パン・オ・ショコラをお皿に取っ
アンドレアがアップしていた写真のデザートの並ぶ棚にはやわらかな光がさしていた。昼間の風景だった。一時期は頻繁に会っていた、でももう何年も顔を合わせていない、以前はよく知っていた人の、今の表情を期せず
膨らみきった気持ちは、当日、注文に表れた。前菜2品、メイン2品にサイドディッシュ2つ、デザート3品。吟味に吟味を重ねて選んだ料理は、のっけから、初めての出合いを差し出してきた。どんな味か想像がつかなく
また一人で行こうか、どうしようかなと思っていたところへ、友人から連絡が来た。ちょうど春分の日のある週の後半にランチをしないかという誘いだった。それで提案した。「もし春分の日にゆっくり時間が取れるようだ
出合いは突然やってくる、なんて言うことがあるけれど、ここへ来てこんなにも好みのタイプに巡り合うことになろうとは、思ってもみなかった。それくらい好みだった。フランは、プリンのような存在かと思っていたのは
小麦粉で作るクレープを食べることは滅多にない。そば粉の方が好きで、家で作る時はもちろん、外で食べる場合でも、デザートは、そば粉のガレットに有塩バターと砂糖の組み合わせをリクエストする。これは、その昔、
おいしさってなんだろう?をテーマに
その人らしい"おいしさ"をもつ筆者たちの連載をお届けしています。
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