著者プロフィール
「おいしさって、なんだろう?」をテーマに、その人の生きる素となるような食事との出合いやきっかけをつくることを目指しています。
下條村で見つける、暮らしのなかの“いつも”のオイシサ
長野県南部、天竜川と下條山脈に挟まれた下條村。標高差のある34の集落に、畑と果樹園が広がる。
ここでは、季節の移ろいがそのまま食卓に届く。春は山菜、夏から秋は桃や梨、りんご、晩秋には干し柿。採れたものを味わい、漬けたり干したりしながら、次の季節へつないでいく。食べるものを、自分たちの手でつくる暮らしがある。
この村の“いつも”を映すのが、道の駅〈信濃路下條〉だ。〈うまいもの館〉には、旬の野菜や果物、手づくりこんにゃく、漬物、そば万十、よもぎっ娘が並ぶ。どれも商品である前に、煮物や汁物、お茶の時間に親しまれてきた村の味だ。店の棚からは、特別な日のごちそうではなく畑と台所の今が見えてくる。
下條村のオイシサは、毎年巡る季節と人の手が育ててきた“いつも”なのだと思う。
下條村の”ふるさとの味”が集まる「うまいもの館」ではたらいて20年余り。春のよもぎから冬の餅つきまで、仲間と巡る一年と、家族の食卓に残る味をひろこさんに聞いた。 何かあってもここに来れば少し気が済む下...
長野県下條村で、りんごをはじめとする果樹を育てる〈カネシゲ農園〉。家を出ると畑とも言えるような環境で育った古田さんに話を聞きました。 24歳。「明日からお前、社長だから」家を出れば、そこは畑。下條村の...
村の味を守り続けるお食事処「東山」の店主、亀割さんに話を聞きました。 「下條へ帰ったら、東山だよね」みんなが帰りたくなる場所へ結婚を機に店に入り、義母とともに働き始めて30年。受け継いだラーメンの味を...
おいしさってなんだろう?をテーマに
その人らしい"おいしさ"をもつ
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